仏誕会・釈尊降誕会・灌仏会・花供養会・花祭などとも呼ばれ、仏教行事のなかで、最も普遍的な行事といえましょう。宗派を問わず、毎年四月八日に行なわれる「仏教の始祖釈尊をまつる行事」と位置付けられています。
愛らしい誕生佛に甘茶を供養する風習のあることも普遍化した要因といえましょう。法要のあと、花御堂に参り、甘茶をお釈迦様にかける(供養する)ことは誰しもが懐かしく思い出される仏縁のひとこまではないでしょうか。
釈尊記念の祭りは、日本だけで行なわれている行事ではありません。今も、東南アジア諸国で釈尊記念の祭りは、ヴェサクの祭りとして、盛大に行われているとのことです。
クリックで拡大写真がご覧いただけます。生まれてすぐ七歩あるき、「天上天下唯我独尊」と唱えたという姿をあらわした像は、右手は天を指し、左手は地を指しています。
供養の法要形式は、各宗派によって異なりますが、花御堂に誕生佛を安置し、甘茶を注ぎかけるという供養は、釈尊誕生の際に諸衆が誕生を慶び祝って、香湯を潅いだところからの作法といわれています。

金属は手の油を非常に好むため、できる限り、素手でお持ちにならないようにご注意ください。
万が一触れられましたときには、柔らかい布などで、から拭きしていただきますようお願いいたします。
濡れた布、油系の布、化学系の布などは、一切ご使用にならないでください。
なお、金箔はたいへんデリケートなため、特にご注意ください。

仏具を設置されるときには、設置される場所の安全性に十分ご配慮いただき、最下部(底部)を確実に固定してくださいますよう、お願いいたします。
また移動される場合は、安全のため、最下部を支えていただきますようお願いいたします。
直射日光のあたる場所や、暖房器具の側などでのご使用はお避け下さい。熱などによる変色および変質の恐れがあります。
また、乾燥や湿気にも充分ご注意ください。
水分が付着したときは、広げないように、すぐに拭きとってください。
濡れた布や化学薬品系の布などは一切ご使用にならないようお願いいたします。
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